小林製薬「紅麹」問題　「ナイシヘルプ＋コレステロール」などの製造委託を受けていた富山市の企業に保健所が聞き取り調査

28日、新たに2人の死亡がわかり小林製薬の「紅こうじ」をめぐる健康被害の問題が広がっています。回収対象の商品を製造していた富山市内の2つの企業に保健所が聞き取り調査を行いました。

富山市保健所が調査が行ったのは、市内の2つの企業で、富山小林製薬は「ナイシヘルプ+コレステロール」を、バイホロンは「ナットウキナーゼさらさら粒GOLD」をそれぞれ小林製薬からの委託で製造していました。

富山市保健所は、大阪市からの依頼で、27日に2社に対して製造方法や商品の製造数、健康被害の問い合わせが来ていないか、などについて聞き取り調査を実施。28日、大阪市に内容を報告しました。

富山市保健所によりますと、2社が製造した2商品については「現時点で健康被害の報告は入っていない」ということです。