富山県警は、今年度、全国初となる「ドローンパトロール隊」を地域企画課の機動警ら隊に設置しました。ドローンパトロール隊にはドローン3台が配備されていて、操縦士の国家資格を取得した警察官9人で構成されています。

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通常はパトカーにドローンを乗せてパトロールを行います。
ドローンパトロール隊は、2018年に富山市の交番で警察官が押し入ってきた男に襲われて死亡した事件などを受けて、初動対応の強化を目的に設置されました。富山県警では、ドローンを活用して上空から現場の状況や人の動きをとらえることで、迅速な犯人の追跡や行方不明者の捜索などにつなげていきたいとしています。

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富山県警地域企画課・機動警ら隊・宮本茉奈巡査長:
「行方不明者検索などでは河原とか人がなかなか入っていけないところなどはドローンでしか撮影できないかなと思います」「技術の向上、関係法令の研鑽をはかり、県民の安全安心の確保につとめてまいりたいです」