SNSで知り合った女と共通の趣味をきっかけに連絡を取り合うようになり、投資話を持ちかけられ、30代の男性が合わせて1250万円をだまし取られる詐欺の被害にあっていたことが20日までにわかりました。

去年9月、富山県高岡市に住む30代の男性はSNSで知り合った女と共通の趣味をきっかけに連絡を取り合うようになりました。

相手の女からは、LINEで親近感を持たせるようなメッセージとともに「私は叔母から暗号資産を教えてもらった」「取引データを提供してもらうことで安定した収益を得ることができる」などと投資話を持ちかけられました。

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30代男性は女が勧める暗号資産を購入し、取引サイトに登録、去年12月中旬から今年1月下旬にかけて複数回にわたり合わせて531万4000円分を送金しました。

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その後、利益が出ている表示がされたため出金しようとしたところサポートセンターから「高額出金には認証金が必要」とさらなる送金を要求されたため、2月上旬から3月上旬にかけて719万円を送金したものの、出金できなかったことから詐欺の被害にあったと思い警察に届けたものです。

30代男性の被害総額は1250万4000円です。

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警察は、SNSやマッチングアプリで知り合った人物から投資の勧誘を受け、暗号資産や現金を振り込ませる手口の詐欺があるとしています。

そのうえで、顔が見えない相手の投資話を安易に信じないこと、SNS上で金を要求されたら、一人で悩まず家族や警察に相談してほしいと注意を呼びかけています。

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