入所者への虐待があったとして、富山県は27日、立山町の特別養護老人ホーム「竜ヶ浜荘」について、3か月間の “新規受け入れ停止と介護報酬3割減額” の行政処分を行いました。

行政処分を受けたのは、富山県立山町にあり社会福祉法人「立山福祉会」が運営する特別養護老人ホーム「竜ヶ浜荘(りゅうがはまそう)」です。

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富山県によりますと、この施設はことし2月、男性の介護職員が入所者の頭をテーブルに押さえつけ、けがをさせたとして暴行の疑いで逮捕される事件がありました。その後、介護職員の男性は罰金の略式命令を受け、退職しています。

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事件を受けて立山町と富山県が行った調査では
▼複数の職員が入所者に強い口調で対応した
▼ナースコールに応じなかった
▼ナースコールを手の届かないところに置いた
などの不適切な対応が発覚しました。

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このため富山県は、施設に対し7月1日から9月末までの3か月間、新規の受け入れ停止と介護報酬3割減額とする行政処分を下しました。

施設側は「処分を重く受け止め再発防止と信頼回復に努めたい」とコメントしています。

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