山形市の平泉寺できょう春の大祭が開かれ、平和を願っての護摩供養が行われました。

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山形市平清水にある平泉寺は、1000年以上の歴史があり、本堂にはおよそ180センチの巨大な木造の仏頭があることで知られています。大日如来を本尊とする平泉寺では、毎年4月28日に春の大祭を行っていて、多くの参拝客が訪れていました。
そして今年は例年とは違ったこんな風景も。

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「わっしょい!わっしょい!」

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地域の子どもたちによる神輿です。子ども神輿は通常29日に行われていますが、今年は大祭と同じ日に開催したということです。

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本堂ではコロナ禍を経て5年ぶりに参拝客を迎えての護摩供養が執り行われ、家内安全や無病息災などを祈願していました。

平泉寺・難波良淳住職「いろんなことがありすぎるこの世の中です。正月の元日からあんなにゆれると思ってもいなかった。また戦争の火種があちらこちらに飛び火してる状況があるので、皆さんの行動が世界平和につながっていると思ってください。」

山形市平清水地区では29日も子どもたちによる神輿が行われるということです。