新緑と初夏の花々で賑わう山形県上山市の蔵王ペンション村が先週オープンしました。新人の大内アナウンサーが、見所を紹介します。
大内希美アナウンサー「お花の良い香りがする。あたり一面に緑が広がっていて、色鮮やかな花もたくさん咲いている。空気が澄んでいてすごく心地よい」
標高およそ800メートルにある上山市の蔵王ペンション村です。
先週から8つのペンションが庭を公開するオープンガーデンが始まりました。
ペンションあっぷる 佐藤正幸さん「雪が解けたらすぐ花が咲くようにセッティングしているので、春から秋までずっと色んなものが咲くように、楽しめるように植えている」
佐藤さんの庭には400種類ほどの植物が植えられていて、五感で楽しむことが出来ます。
「これは香りが素晴らしいので、かいでみて」
「バニラの香り、甘い香りスイーツの香りをかいでいるような気分です」
つる性植物の女王と言われるクレマチスのまわりは、気品のある香りに包まれます。
ペンションあっぷる 佐藤正幸さん「日が照って風が吹くとペンション村中に広がる」
楽しめるのは、香りだけではありません。
「食べてみてください」
「食べられるんですか」
紫色の可愛らしいこちらの花は、食べることができるハーブです。
「これはネギです」「ネギをかじっているような感じがします」
ネギ類の一種のチャイブは、食材としても活用されています。
ペンションあっぷる 佐藤正幸さん「ペンションでは、スープにちらしたりサラダにちらしたり、つぼみをてんぷらにして付け合わせにしてお出ししている」
大内希美アナウンサー「味はネギだけど見た目は薄紫色の花なので(食卓が)色鮮やかになって良い」
およそ400坪の広大な敷地には、佐藤さんのこだわりがたくさんあります。
ペンションあっぷる 佐藤正幸さん「大切にしているのはまずは葉っぱの質感。そこに小花を散らしただけで、癒されるような庭が出来ると思うので」
訪れた人「東京とかじゃ見られない。珍しい花もいっぱい見られたし」
訪れた人たちは、初夏の新緑の風景を思い思いに楽しんでいるようでした。
訪れた人「(ご覧になってどうですか)すごい種類があって花が多い時期だから 良い時に来れたと思う」
ペンションあっぷる 佐藤正幸さん「街ではない非日常のような風景楽園のような場所それを作ろうとしているので、それを楽しんでもらえれば」
蔵王ペンション村オープンガーデンは、来月30日まで開かれています。