去年、経営破綻し、中国企業の傘下にある携帯電話メーカーのFCNTが自律神経の状態などを測定できる新型スマートフォンを発表しました。

 FCNTの新型「arrows」は自律神経の活性度を測定し、何歳平均に相当するか、改善のために何をすればいいかなどを表示してくれます。

 アプリでなく、スマホ本体で自律神経の数値を表示できる機能は世界で初めてだということです。

 価格は5万円程度からで、8月中旬ごろにNTTドコモで販売する予定です。

 日本のスマホメーカーは苦戦が続き、FCNTは去年、経営破綻した後、中国のパソコンメーカー「レノボ」の傘下で再スタートを切っています。

FCNT合同会社 田中典尚社長
「皆様に使っていただき、そしてその価値をご理解いただく、そういったことを通してFCNTの事業をきちっと再建していきたいと思っております」