電機大手の東芝が経営再建に向けた新たな計画を発表し、最大4000人を削減すると明らかにしました。

東芝 島田太郎社長
「苦渋な決断であることは全く変わりなく、私も同じ。私は従業員の人たちを本当に大切に思っていて、こういう状態になってしまったこと自体に私自身は強く責任は感じている」

 東芝の経営計画によりますと、間接部門を中心に50歳以上を対象とした早期退職を募り、グループ全体で最大4000人を削減します。

 また、東京・港区の本社機能を事業部門や研究開発拠点などがある神奈川県川崎市に集約します。

 固定費を削減して強化分野に注力することで、2025年度に営業利益3800億円を目指すとしています。