■手島さんの笑顔が見たくて…

フランスから来た客

 omusubi teshimaの厳しい時代も知り、「毎日のように手島さんのおむすびを食べている」という満藤さん(72)は、次のように話しました。

満藤さん
「すみません、いつも。ご飯を助けてもらっています。愛情いっぱい。具いっぱい」

 他の常連客も、次のように話します。

1年通う常連客
「(Q.おにぎりの味はどう?)おいしいです。から揚げおにぎりが一番好き。柔らかくて、家庭で作ってもらったような感じ」

 「地域のお母さん」のような存在の手島さん。その温かい笑顔に会いたくなるのは、万国共通のようです。

フランスからの観光客
「弘子さんに会えたことが本当に光栄です。彼女の年齢で働けることは驚きで、感心しています」
手島さん
「毎日楽しくリズムにのって、おにぎり握ってお客さんの笑顔見て」
目標は、100歳まで働くこと

 客には「いつまでも握ってほしい」と言われる日々です。

手島さん
「(Q.これからの目標は?)まだまだ100歳まで(働く)。みなさんにおいしく喜んでいただけるように(頑張る)」

 お客さんたちはみんな、手島さんの笑顔が見たくて通っています。

(「グッド!モーニング」2024年5月6日放送分より)