早期販売の業者に“優先枠”も…備蓄米の入札方法見直し 価格下がる?流通改善なるか
テレ朝news5/17(土)1:41

政府備蓄米の放出後も高止まりするコメの価格。 農林水産省は、備蓄米の入札条件の変更を発表しました。 目指すのは、流通の円滑化です。江藤大臣が強調したのは、この言葉。 備蓄米は、現在、JAなどの集荷業者が落札し、卸売業者や小売店を経て、消費者に届きます。ただ、このルートでは、卸の段階で、精米や袋詰めの時間がかかり、流通が滞る一因になっていると農水省は考えています。 これを解消する狙いがあるのが、16日に発表された仕組みです。 まず、放出する備蓄米10万トンのうち、6万トンを優先枠と位置づけます。そして、引き取ったコメを1カ月以内に小売店へ渡す“早期販売計画”を立てた業者を優先します。 内訳は、精米機能を持たないスーパーなどへは“販売計画”に基づき、卸を通じて4万トン。そして、町の精米店などには、集荷業者から卸を通さず、直接2万トンを流します。 優先枠を設ければ、備蓄米の調達を小売り側から仕掛けられるというメリットも考えられます。ただ、コメのプロ、精米店に聞くと、そう楽観もできないようです。 次の入札には、ほかにも特徴があります。
「(Q.お米の値段は)全然、変わらない。高いまま。5キロあたりで5300円、一番いいやつで。(Q.客から値段については)『備蓄米ないですか』『高くて困ったよね』とか。最初のときはすごく期待していた。少しでも1000円近く安くなると、良い方向に向かうかと思ったら、いきなり上がってしまって。何のために(備蓄米)出したのかな」
「4回目の備蓄米の入札を、今月28日〜30日にかけて行います。今回は、内容を大きく改めております」
「より円滑に、よりスピーディーに。今回は、スピーディーになるために。備蓄米がよりスピーディーに消費者に届くようにいたします」


「卸を通さないということになれば、その分の時間とコストは、確実に削られるわけですから。例えば、集荷業者、いわゆるJAを外すことはできないのか。極端に言えば、卸も集荷も省いて、いきなり小売りに渡せないのか。あらゆる可能性を探りました。今回の見直しは、ギリギリのところを狙ったつもり」
「集荷業者、JA全農などが、うちと直接取引するはずもなく、卸売業者を通さなければ、効率よい分配はできない」
政府は、備蓄米を売った業者から、同じ量を原則1年以内に買い戻さなければいけないのですが、この期限を『原則5年以内』に延ばします。業者が抱える、買い戻しのコメを確保できるかという不安を拭うためです。










