「X JAPAN」のYOSHIKIが17日、都内で行われた「YOSHIKIプレミアムディナーショー発表会見」に登場。先月26日に過労で入院し、今月10日に仕事復帰してから初の公の場となった。
現在の体調を問われると「まだ完全ではない」と言い、「診断は過労に伴う全身倦怠(けんたい)感と睡眠障害。入院した時は過労と慢性的な不眠、全身倦怠。血液検査の結果だと栄養失調。十分な休養が望ましい状態だったんですけど、芸術活動から離れてしまうとそれでストレスがたまるってことで、適度な休養を取りながら継続することが望ましいということで、この場に復帰しています」と説明。「簡単に言うと、自力では眠ることができなくなってしまった、そういう状態で入院していました」と補足した。
入院中も「ピアノを弾いていないと落ち着かない」ため、病室にピアノを持ち込むことを相談したが、「あまり入院している意味がなくなる」とされ、「ピアノを弾きに(家に)戻ったりした」と、YOSHIKIならではの入院ライフを明かして笑いを誘った。
現在も日米で通院しており、「少しでも自力で寝られるように、基本的なことですけど、太陽の光を浴びるとか、一日1回は寝るということをやっていかないといけない」と生活改善にもチャレンジ。「スケジュール優先だったので、体を大切にしないといけないと身をもって体験して、すごく勉強になりました。年内を通して100%までいかなくても80%くらいにできれば」と展望を語った。
2014年から開催してきたディナーショーは、8月2日から6日間、グランドハイアット東京で開催。今年はYOSHIKI本人との写真撮影や専用ラウンジが利用できる1席30万円の「VIP Premiumパッケージ」も販売される。
YOSHIKIは「客席を練り歩くコーナーがあると思うので、ファンの方と超至近距離で会えるというのが、緊張もするけど楽しみ」と言い、「倒れないように、すてきなショーをできるように時間配分、ペース配分を考えてそこを迎えられればなと思う」と意気込んでいた。