俳優・北村匠海(26)とお笑いコンビ「オズワルド」が「映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」(8月9日公開 佐々木忍監督)にゲスト出演することが発表された。
シリーズ31 作目の同作は、現代に復活した恐竜が、カスカベで、東京で大暴れする“超巨大”作品。シロとカスカベ防衛隊が小さな恐竜と出会い、生命の垣根を超えた友情を描く。
北村は、恐竜が大好きな生物学の研究者ビリーの声を担当する。シロがカスカベの河原で出会った小さな恐竜・ナナの秘密を巡って、しんのすけたちカスカベ防衛隊と行動をともにするという役どころだ。
北村はクレヨンしんちゃんの映画が公開されると家族と見に行っていたといい、「自分の家族像と野原家が近いのですごく安心感があり、子どもの時から大好きな作品でした」というほどの大ファン。しかも配役は佐々木監督が北村本人を思いながら描いたキャラクターだというエピソードも。「お話をいただいた際に監督さんからお手紙をいただいて、『ビリー』という人物は北村匠海という人間を思いながら作ってくれたキャラクターだと直筆で書いてあって、すごく感動しました」とオファー当時の心境を明かす。
アフレコについては「『今、しんちゃんと会話してる!』というワクワクもありながら、自分なりにできることを試行錯誤して頑張ったので、達成感もありすごく楽しく演じさせていただきました」と振り返っている。
一方、声優初挑戦のオズワルドは伊藤俊介(34)が恐竜テーマパークの運営&システム管理者、畠中悠(36)はそのテーマパークのスタッフの声を担当する。伊藤は「年1回の映画のゲストで出させてもらうポジションを、わざわざ我々にオファーしてくださったのはすごくうれしいですね。初めて『もしかしたら売れてんのかな?』って思った瞬間です」と喜んでいる。畠中は、佐々木監督がお笑い好きだったことが依頼につながったことを明かし、「そういうご縁があって仕事をさせてもらっているんだなと思ったら、普段の漫才とかも、しっかりサボらずにやらないとなって思いましたね」と気を引き締めていた。