演歌歌手の細川たかし(73)の新曲「男船」の先行配信が22日からスタートし、衝撃的なジャケット写真が公開された。これまでの作品では着物やスーツなどで登場してきたが、今作ではSNS上で話題になったジャージを着用した斬新な写真となっている。
同曲は、北海道・江差を舞台に、津軽三味線とトランペットを中心に力強さと哀愁感を表現し、母親を思いながら荒波に立ち向かう漁師の男心を歌っている。
ジャケット写真で着用したのは、大きなドクロ柄が目を引く上下セットアップのジャージ。細川のお気に入りゴルフブランドのもので、13万円以上するという。
今年1月、写真週刊誌に、コンサート終了後の細川がこのジャージ姿で会館を後にする写真が掲載されると、SNS上では、ステージでの着物姿の細川とのギャップとそのインパクトの強さにより、ジャージ姿の細川をコラージュした画像が大量に作成され“大バズリ”した。
スマホを持たない細川はこの大バズリについては全く把握していなかったが、スタッフから詳しい状況を聞くと、自ら新曲ジャケットのためにこのジャージを着て撮影することを提案。「男船」のタイトルにふさわしく、激しい荒波の中を大小たくさんの細川が突き進む、かつてないデザインのジャケット写真が完成した。