子宮体がんを公表した歌手の藤あや子(63)が8日、ブログで、後輩の“悲報”を受けての心境をつづった。
ブログは「とても辛(つら)いお知らせでした」のタイトル。「昨日は悲しいニュースが飛び込みました」と切り出し、乳がんのため6日に50歳で亡くなった歌手・門倉有希さんを追悼した。「後輩の門倉有希ちゃんが乳がんのためご逝去されました」と伝え、「同じ東北出身で、個性的なハスキーボイスで、『ノラ』は大好きな歌でした」と故人をしのんだ。門倉さんが1998年に発売したシングル「ノラ」は、演歌チャート1位になり、累計売上は約80万枚を記録した。
また、同じく後輩の演歌歌手・市川由紀乃(48)が、卵巣腫瘍(しゅよう)の疑いと診断された事により、当面の間活動を休止することにも言及。自身と同じ婦人科系疾患とあり、「とても衝撃を受けました」と明かし、「やはり女性特有の病気はきちんと調べないとわかりにくく、自覚症状があったらすぐに診察してくださる、かかりつけのお医者様が絶対的に必要です」とコメント。つらい心境であろう市川に向け、「どうか治療に専念して、またお仕事でご一緒出来る日を心から待っています。がんばれーーー!由紀乃ちゃん!!」とエールを送った。
藤は5月7日に初期の子宮体がんと診断され、子宮と卵巣の全摘手術を受けたことを公表。6月5日には術後1カ月検診の結果も公表。「病理検査の結果、脈管侵襲(しんしゅう)もないということで安堵(あんど)いたしました!」と報告している。
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