歌手の小林幸子(70)が16日、都内で、芸能生活60周年を記念した祝賀会を開催。開会前に、囲み取材を行った。
1964年6月5日、10歳の時に「ウソツキ鴎(かもめ)」で歌手デビュー。60年を振り返り、「決して順風満帆に来たわけではなく、色んな事がありました。でも、今が一番楽しいです!」と言い切り、「デビューした時の私が『60年歌えるかな?』と聞いたら、『やめた方がいい』と言いたいぐらい、本当に色んな事がありました。でも、苦労もあるけど、“歌が好き”という事がぶれなければ、その上に色んな物が重なってきても、全部払いのけていけると思いました」と振り返った。
10年程前から、動画サービス「ニコニコ動画」にも活躍の場を広げた。「全く知らない世界で、ボカロの曲を歌ったり、目まぐるしく色んなものが変わりましたけど、今が一番楽しく過ごさせてもらって、幸せに思っています」と感謝。“ラスボス”との呼び名も生まれ、「ビックリしましたよね〜。生放送で“ラスボスって呼んでいいですか?”って聞かれて、『はい、どうぞ』と言ったら、画面が見えないぐらい“ラスボス降臨”となった。終わってからラスボスって何?って(聞いた)。ニックネームが一つ増えた。楽しんでもらえるんだったら、何でもいいなと思います」と笑った。
今後の目標は「何もない」と言い、「今与えられた仕事を一生懸命やると、自分が何をやりたいか分からなくても、不思議と“こちらに来てください”という指令のように引き込まれていき、それで新しい出会いになる。今までが全部そうだったので、これからもこうやって生きていきたい」としなやかさも。自身の人生最後の言葉は「うわ〜楽しかった」だと思うと言い、歌手活動については「声の年齢を感じた時には、潔く(引退)!とは思いますけど、お陰様でよく(声が)出るんですよ。ものすごく元気ですから!」とちゃめっ気たっぷりにコメントした。
8月1日、2日に、東京・新橋演舞場で「小林幸子60周年記念公演 in 新橋演舞場〜ラスボスのキセキ〜」を開催予定。