小学1年生を交通事故から守るはずのピカチュウのワッペンが転売され、問題になっています。

 みずほフィナンシャルグループなどは毎年、全国の小学1年生に交通安全の意識を高めてもらおうと「黄色いワッペン」を贈呈してきました。

 60周年を迎えた今年はワッペンの色にちなみ、人気キャラクター「ピカチュウ」が描かれています。

 実は今、このワッペンが大手のフリマサイトで5000円で取引されていることなどが問題になっています。

 ワッペンには1年間の登下校時に交通事故で死亡、または後遺障害が残った場合、最高50万円が支払われる保険が付いていて、裏側には転売禁止と明記されています。

 みずほフィナンシャルグループはフリマ運営事業者への違反品申請を行っていて、SNS上では「子どもの安全より数千円の金なんだな」「売る方も買う方もどうかしてる」などと転売を批判する声が多く寄せられています。