島根県と鳥取県の住民が求めている中国電力・島根原発2号機の運転の差し止めの仮処分について、広島高裁松江支部は運転の差し止めを認めない決定をしました。

 島根県と鳥取県の4人は島根原発2号機で、想定している地震の揺れが低い水準であることや、県の中央部にある三瓶山が噴火した場合のリスクが十分想定されていないなどとして、去年3月、運転を差し止める仮処分を申し立てました。

 広島高裁松江支部は運転の差し止めを認めない決定をしました。

 島根原発2号機は12月の運転再開に向けて準備が進められています。