川崎市の社会福祉法人が前理事長による資金の私的流用が確認されたと発表しました。使われた金額は総額で数十億円に及ぶ可能性があるということです。

社会福祉法人母子育成会 千葉新也理事長(現)
「ほとんど女性関係です。女性を囲うためにタワーマンション2カ所借りるとか。車を購入するとか、高額の腕時計を買うであるとか。二桁億はくだらないのは分かっています」

 川崎市にある社会福祉法人母子育成会は30日に会見を開き、前の理事長(67)が法人の費用を私的に流用していたことが分かったと説明しました。

 前理事長は法人の聞き取りに対しておよそ8億5000万円の流用を認めています。

 前理事長が2000年に副理事長になってから法人資金の流用が始まっていて、その金額は数十億円に及ぶ可能性があります。

 流用した金は主に女性との飲食や旅行、自宅のリフォームや競走馬の購入などに充てられたとみられます。

 前理事長は「女性にモテたかった」と話しています。

 理事長は「明らかに粉飾決算で、周りの理事も分かっていたのに指摘していなかった」と当時の運営陣の責任も指摘しています。

 法人はすでに警察に相談していて、今後、前理事長を刑事告訴する方針です。