■現地に1泊、「5月1日」以外の懇談も検討

5月1日の大臣スケジュール

 68年前、水俣病が公式に確認された5月1日は毎年、午後から慰霊式が行われ、その後、分刻みで予定が組まれます。

 そして、新幹線と飛行機の時間に合わせて、その日のうちに帰る過密スケジュールでした。

関係団体「形骸化している」
水俣病の関係団体
「何のために懇談会をしているのか、全く分からなくなっている。非常に形骸化している。なぜこれ(懇談)をやっているんだと、もう一回考え直しましょう」
水俣病の関係団体
「そういった場は設けていただけますか?」
伊藤大臣「“努力”します」
伊藤大臣
「設けるように“努力”します」
水俣病の関係団体
「“努力”ではなくて、設けていただけますか?」
伊藤大臣
「最大限“努力”します」
関係団体「大臣が決めていい」
水俣病の関係団体
「できるかできないか、するかしないかは、大臣が決めていいんですよ。そういう立場じゃないですか」
伊藤大臣
「設けます」
現地に1泊、「5月1日」以外の懇談も検討

 伊藤大臣は来年以降、現地に1泊することや5月1日以外での懇談も、検討する考えを示しました。

伊藤大臣
「環境大臣として、多くそれが実現できるように、しっかり進めてまいりたい」

(「グッド!モーニング」2024年5月9日放送分より)