20日来日する予定だったサウジアラビアのムハンマド皇太子が、急きょ取り止めたことが分かりました。岸田総理大臣との会談や、天皇陛下との昼食会が予定されていました。

 政府関係者によりますと、サウジアラビアで国政を取り仕切るムハンマド皇太子が20日来日するのを取り止めたということです。

 イランのライシ大統領が乗ったヘリが墜落した事故との関係があるのかなど、詳しい背景は明らかになっていません。

 ムハンマド皇太子は公式実務賓客として20日から23日まで日本を訪れ、岸田総理との首脳会談や夕食会、さらに天皇陛下との昼食会などを予定していました。