市民が刑事裁判に参加する裁判員制度が始まって15年を迎えたことについて、林官房長官は、「大変意義深い」と述べ、参加を促進するための対策などに取り組む考えを示しました。

林官房長官
「本日(21日)、15周年という節目を迎えたことについては、大変意義深いと認識をしております」

 林長官は、裁判員制度について「国民の感覚が裁判の内容に反映されることで司法に対する信頼や支持が深まる」として、「重要な意義を有している」と強調しました。

 ただ、裁判員を辞退する人の割合は、2009年の制度の開始当初は5割程度だったのが近年では7割近くまで上昇しています。