大阪・関西万博で協会側が建設したうえで、参加国に引き渡すタイプのパビリオンへの出展が3カ国にとどまっている問題で、自見万博担当大臣は追加の負担は生じないと強調しました。

自見万博担当大臣
「(タイプXパビリオンの費用について)予備費を含みます。国会でご審議をいただいた、お認めいただいた建築の費用の総額でございます2350億円、この範囲のなかで調整をされるものと考えてございます」

 万博協会は建設が遅れている各国に代わって「タイプX」パビリオン9棟を建設しています。

 建設費用は最終的に参加国が負担しますが、出展する国は3カ国にとどまっていて、追加の費用負担への懸念がでています。

 これに対し、自見大臣は「予備費も含めた予算の範囲内で調整する」と強調しました。

 また、万博への参加取り止めも相次いでいて、新たにアルゼンチンとニウエが不参加を表明しました。

 バルバドスとシエラレオネが参加表明したため、参加予定は161の国と地域のままです。