パレスチナを支援するアメリカの学生運動が拡大するなか、一部のキャンパスに警察の狙撃班が登場し、学生から「やりすぎだ」と抗議の声が上がっています。

 中西部のインディアナ大学で撮影された映像です。施設の屋上に狙撃銃が準備され、親パレスチナの学生デモ隊に銃口が向けられています。

 27日には特殊部隊「SWAT」が抗議テントの強制排除に乗り出し、抵抗した学生が次々と逮捕されました。

 オハイオ州立大学でも狙撃班が準備する様子が確認されていて、学生からは「いくらなんでもやりすぎだ」と抗議の声が上がっています。

 アメリカでは現在、少なくとも62の大学で親パレスチナの抗議活動が行われ、逮捕者は700人を超えました。

 警察と衝突すればするほど学生の怒りは増していて、収拾がつかない状態になっています。

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