フランス政府は暴動が続いている南太平洋のフランス領、ニューカレドニアをマクロン大統領が訪問すると発表しました。

 フランス政府は、マクロン大統領が非常事態宣言下のニューカレドニアを訪問するため、21日夜にもフランスを出発すると明らかにしました。

 ニューカレドニアではフランス系住民の地方参政権拡大案を巡り、独立派の先住民の若者らを中心とした抗議活動が暴動に発展し、これまでに6人が死亡しています。

 マクロン大統領は事態を収拾するため、選挙制度の変更に反対している独立派との対話を模索するとみられます。