EU(ヨーロッパ連合)の理事会は、人権侵害につながるAI(人工知能)の利用禁止などを盛り込んだ包括的な規制法を世界で初めて成立させました。

 EU加盟国は21日、閣僚らが出席する理事会をベルギーのブリュッセルで開き、世界初の包括的なAI規制法案を承認し、成立させました。

 人種や宗教、性的指向に基づいて人々を分類したり、インターネットや監視カメラの映像から顔画像を収集したりといった人権侵害につながるAIの利用は禁止されます。

 この法律はEU内で活動する企業が対象で、違反すると最大で3500万ユーロ=約60億円か年間売上高の7%の制裁金が科されます。

 この“AI規制法”は、2年後の2026年から適用される見通しです。