金正恩総書記は21日、朝鮮労働党の幹部を育成する党中央幹部学校の竣工(しゅんこう)式でテープカットを行い演説しました。

 22日付の朝鮮労働党の機関紙は、金総書記が21日党幹部の育成拠点として新たに整備した、党中央幹部学校の竣工式に出席した時の様子を報じています。

 金総書記は満足と感謝の意を示し、入学する学生らへの祝いの言葉を兼ねた演説で「党と革命の未来のため最優先すべき事業は党幹部養成拠点を立派に整えることだ」と述べたということです。

 最近、北朝鮮では韓国ドラマやK−POPなどの韓国の文化流入が問題視されていて、指導部は若者の思想統制に力を入れています。

画像:労働新聞5月22日付