フランスのマクロン大統領が検討しているウクライナへのフランス軍の派兵を巡り、ロシアの外務省幹部は「政治的次元を超えた報復措置を講じる」と述べました。

 ロシア外務省のストゥデニコフ・ヨーロッパ第一局長は国営ロシア通信が22日に掲載したインタビューで、ウクライナにフランス軍を派兵した場合のロシア側の対応について「政治的次元をはるかに越えたものになる。何度もフランス側に警告している」と述べました。

 また、「ウクライナに派兵されたフランス軍はロシア軍にとって『正当な標的となる』」と述べました。

 ロシア国防省は21日、戦場での使用を想定した戦術核の演習を開始したと発表しました。

 外務省は6日の声明で、演習は西側諸国の挑発的言動への対抗措置だとしていて、ウクライナへの派兵やF16戦闘機の供与は「破滅的な結果をもたらす」と主張しています。

 ウクライナへの西側諸国の軍の派遣を巡ってはマクロン大統領が今年2月以降、発言を続けています。

 エストニアのカラス首相も20日に掲載されたフィナンシャルタイムズのインタビューでエストニア軍の派兵の可能性について言及しました。