トランプ大統領“悲願”の軍事パレード 1期目に計画するも断念  「王はいらない」と題したデモも

テレ朝NEWS6/16(月)18:00

トランプ大統領“悲願”の軍事パレード 1期目に計画するも断念  「王はいらない」と題したデモも

 日本時間15日、アメリカの首都ワシントンで、34年ぶりに軍事パレードが行われた。

 沿道に多くのトランプ支持者が詰めかけた一方で、全米2100カ所以上で反トランプデモが行われ、各地で逮捕者が出る事態となっている。

■1期目に軍事パレードを計画も断念

 まずは、軍事パレードについて見ていく。

 アメリカ陸軍創設250周年を記念したパレードとあって、これまでアメリカが経験してきた戦争を振り返るという趣旨で、独立戦争から対テロ戦争まで各年代の軍服を着た兵士が行進。第2次世界大戦で使われた戦車「M4シャーマン」や、「M1エイブラムス」など現代の主力兵器も登場。開催費用は日本円にして最大およそ65億円にも上るという。

1期目にも計画していたが…
1期目にも計画していたが…

 軍事パレードの開催は、トランプ大統領の悲願でもあったという。

 トランプ大統領は1期目にも軍事パレードを計画したが、巨額の費用がかかることや、「独裁国家を想起させる」など周囲に説得されて断念した経緯がある。

 では、なぜ今回実現できたのか。

 「ブルームバーグ」は、トランプ大統領は自らが返り咲いた後、従順な人員で周囲を固めており、政権中枢から歯止め役は消えたと指摘している。

 また、パレードが行われた陸軍創設記念日でもある6月14日がトランプ大統領の誕生日であることから、誕生日に軍事パレードを行うのは「軍の私物化」だとの批判もあがっていた。

 こうした批判を受けてか、トランプ大統領はパレード後の演説の中で「他のすべての国は勝利を祝っている。アメリカもそうすべき時だ。今夜は、それを実現している」と述べ、自身の誕生日とは関係なく、あくまでもアメリカ陸軍を称えるパレードであることを強調した。

「王はいらない」という運動が広がった
「王はいらない」という運動が広がった

 今回の軍事パレードに合わせて「No Kings(王はいらない)」と題した反トランプデモが行われた。

 2月にホワイトハウスがSNSに投稿した、王冠をかぶったトランプ大統領に「国王万歳」と書かれている画像。こうした振る舞いに対して「王はいらない」という運動が広がった。

 デモの主催者によると今回、全米2100カ所以上で少なくとも500万人が参加したという。第2次トランプ政権発足以降、最大規模の抗議デモになったといい、治安当局と衝突したり逮捕者が出たりしたケースもあったという。

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