金曜夜9時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【あの遠距離通学生の今&野人アメリカへの道&怪しすぎる店】を放送。

「テレ東プラス」では、6月7日(金)に放送された番組の中から、「謎の屋根裏部屋に隠されたお宝を探せ!」の内容をプレイバックします。

【動画】謎の屋根裏部屋でお宝探し!真っ暗な部屋に人の頭が…!?

リポーターの前田裕太(ティモンディ)がやって来たのは、日本三大陶磁器の一つ「有田焼」の産地である佐賀・有田町。ある屋敷に、誰も立ち入らない謎の部屋があるという。

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依頼主は、200年以上もの歴史をもつ有田焼最大規模の窯元「アリタポーセリンラボ」の松本さん(7代目弥左ヱ門)。
「アリタポーセリンラボ」の弥左ヱ門窯は、スイスの高級時計メーカー「フランクミュラー」とコラボするなど世界中にファンを持つ窯元で、松本さんによると「(年間で)2億円くらい」生産しているとのこと。
2代目が一度窯元を廃業し、5代目の時に再び窯元になったという過去をもつ松本家。なかでも3代目は数々の功績を残し、明治21年に銀行を設立、郡会議員にもなり、鉄道開通の際には有田町に駅を誘致。その際、伊万里港から出荷されていた陶器がこの地から鉄道で輸送されるようになり、名前が伊万里焼から有田焼に変わったという。

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"謎の部屋"はその3代目が建てた建物の屋根裏部屋で、松本さんや両親もほとんど入ったことがないそう。入り口には1枚約200万円の大皿が4枚も並び、お宝への期待が膨らみます。

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いよいよ捜索開始! 真っ暗な部屋の中に無数の箱が置いてあり、宝箱のような箱にはたくさんの布類が収められていました。
紙の箱を開けると、入っていたのは昭和40年に発刊された野球専門週刊誌「週刊ベースボール」。野村克也さんや王貞治さんの若かりし頃の姿が載っており、強豪野球部出身の前田も大興奮!

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重みのある箱から出てきたのは、超貴重な「精磁会社」の陶器。「青磁会社」は明治12年に興されわずか10年で解散したため、製品の希少価値が高い上にコレクターも多いそう。骨董品の専門家によるとこちらはまさしく本物で、80万円で買い手がつくほどの価値が!

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別の箱からも「青磁会社」の大皿が出てきました。こちらは江戸時代の佐賀藩藩主の家系・鍋島家の家紋入りで、推定金額はなんと50万円!
その他、年代不明の五月人形や、「薄端」と呼ばれる金属製の花器、電気式の熱かんポットも出てきました。

ここで、屋根裏部屋の奥に進んだ前田が「うわ〜!」と絶叫。心配した松本さんが駆けつけると…

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謎の人形の頭が! なんのためにあるのか不明で、「暗い中で目だけ出てたから…めちゃくちゃ怖かった〜!」とへたり込む前田(笑)。

気を取り直して調査を続行。

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陶芸作家・馬淵龍石作と思われる菓子器が出てきました。専門家によるとこちらも珍しい作品で、20〜25万円の高額査定!

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その後も明治期を中心とした年代物の品々が発掘され、推定で数百万円にもなる大収穫に。謎の屋根裏部屋には、貴重な歴史とお宝が詰まっていました!