『べビわる』シリーズで注目!髙石あかり「“芝居をする”しかできない人間なんです」

テレ東プラス9/12(木)20:25

ベイビーわるきゅーれ 髙石あかりインタビュー後編
水ドラ25「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」(毎週水曜深夜1時放送)。脱力系殺し屋コンビ、ちさと(髙石あかり)&まひろ(伊澤彩織)の人気シリーズが連続ドラマ化! ちさとを演じる髙石あかりさんインタビュー【後編】。『べビエブ』ならではの見どころと、髙石さんご自身のことについてうかがいました。

【前編】では、『べビわる』シリーズへの思い、まひろを演じる伊澤彩織さんとの関係性の変化などを。

【動画】「10年後も一緒に死体凍らせよ」髙石あかり&伊澤彩織『べビわる』ドラマ版

知られざる家族や2人の背景も明らかに


ベイビーわるきゅーれ 髙石あかりインタビュー後編
――ドラマでは、これまでの映画では触れていなかった家族や組織の話、初めて知る2人の背景も描かれますね。

「私も初めて知りました(笑)。監督からは『組織への復讐みたいな話でもなく、目的があって殺し屋として働いているわけではないです』というお話は聞いていて。家族に関しては『えっ、家族出しちゃっていいんですか!?』と驚きましたが、“こんな家族なんだ”と興味深かったです。

まひろの言葉から“そうだったんだ”ということがわかったり、日常やセリフの隙間にポロっと出てくる新しい真実を探すのも面白かったです。私自身も『ベビわる』を深堀りできたかもしれません。

映画『〜ナイスデイズ』は地方での仕事の話なので2人の家のシーンがほとんどなかったんですが、その分、ドラマでは大好きな家のシーンがいっぱいでうれしかったです。2人が大人になろうとしているんだなと思えるシーンは胸がギュッとなりました。

ドラマでは食事シーンがキーになっていて、お互いに本音を言えたり、仲直りのきっかけになったり、“なんかいいなぁ”が詰まっています。料理もめちゃくちゃ美味しくて、中でも第1話のおにぎりと豚汁は最高でした。このためにお腹を空かせて臨んだので、食べている時の恍惚な表情は2人とも完全に素でしたね(笑)」

ベイビーわるきゅーれ 髙石あかりインタビュー後編
――ドラマ版では、殺し屋協会のプロジェクトマネージャー・夏目敬役で草川拓弥さん、全国2位の伝説の殺し屋・宮原幸雄役で本田博太郎さん、殺し屋協会の監査部でまひろとコンビを組むことになる日野彰役で柄本時生さんら、新たなキャストも出演。共演されてのご感想は?

「すごいです! 『べビわる』シリーズの濃いキャラといえば死体処理業者の田坂さん(水石亜飛夢)ですが、みなさんそれを超える濃いキャラクターでした。私の中では“悪魔の回”と呼んでいます(笑)。みなさんのキャラクター作りが面白くて、新しく接する人たちと話すちさととまひろって、こんなに面白いんだと思いました。

草川さんは存在感がすごい。草川さんが演じる“夏目”というキャラクターのおかげで、まひろの感情が変わったりするんですよね。ちょっと成長する瞬間が見えて、なんかいいなって感じました。

本田さんは優しい方で、撮影の合間もずっとお話ししてくださったのが印象的でした。一転して、役の“宮原”として言葉を発すると、現場が一気にキュッと締まるんです。一緒にお芝居できることがありがたくて、学んだり吸収したいと思うことがたくさんありました。宮原と話しているちさととまひろは最高に面白いと思います。

柄本さんとは目が合うだけでびりびりするような感覚があって最高でした。まひろと日野が話しているのをちさとが見るシーンがあるのですが、その時のまひろがいつもと何かが違っていて、ちさととしてちょっと嫉妬しちゃいました(笑)。まひろが人を思うことや人と関わることを学んでいたのかなと感じさせるシーンになっています」

“髙石あかり”を形成する3つの要素


ベイビーわるきゅーれ 髙石あかりインタビュー後編
髙石さんご自身が“髙石あかり”を語る上で欠かせない、自分を形成している大事な3つの要素について聞いてみました。

【周りの人】
「家族と友達、マネージャーさんなど、いつも近くにいつもいてくれる、私が“心から守りたい”と思える人たちです。私には本当に大切に思っている人しか守れないから、大勢でいることがあまり得意ではなくて、友達も少ないんです。でも、その大切な人たちを守れたら私は十分。大切な人が幸せな時間を過ごしている姿を見るだけで、私は幸せになれるんです。

今回、伊澤さんと友達になりたいと思ったのは、お仕事とか関係なく会いたいと思えたからです。お互い弱さを見せることができて、一緒にいたい、そういう存在になりたいと思いました」

【芝居】
「私は“芝居をする”しかできない人間なんです。お芝居のことを考えているだけで自分が救われるし、生きてると実感できる。一生やっていたいです。

小さな頃から俳優を夢見ていました。保育園の頃には『いつかなりたい!いつかなりたい!』と思っていて、常に頭の片隅に夢を置きながら生きてきました。

でも、ある日“女優・髙石あかり”という肩書を見てもやもやしたんです。俳優になれたはずだけど、芝居にはゴールも正解もないものだと気づいたんです。その時、私は芝居を突き詰めていく俳優を一生かけて目指したいと思いました」

ベイビーわるきゅーれ 髙石あかりインタビュー後編
【“自分”でいること】
「芝居しかないからこそ、芝居している時以外の自分をもっと大切にしなくちゃいけないなと思っています。今年になって、自分は何が好きで、何をしている時が楽しいのか、改めて考えてみました。おかげで“周りの人を大切にしたい”という気持ちに気付きました。自然が好きで、山に行ったりすると本来の自分になれているのを実感できて、そういう時間も大切にしたいと思い始めました。

芝居に入る瞬間も、役に没入するためには振り幅が必要で、そのためには、どれだけ自分がラフでいられるかが大切だとわかったんです。だからこそ、普段“自分”でいることを心がけてます」

ベイビーわるきゅーれ 髙石あかりインタビュー後編
水ドラ25「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」(毎週水曜深夜1時放送)。

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【プロフィール】
髙石あかり(たかいし・あかり)
2002年12月19日生まれ。宮崎県出身。阪元裕吾監督映画『ベイビーわるきゅーれ』(2021年公開)で映画初主演。映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』『わたしの幸せな結婚』『Single8』『セフレの品格 決意』(全て2023年公開)で「第15回TAMA映画賞」最優秀新進女優賞を受賞。映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』(2024年9月27日公開予定)をはじめ、『スマホを落としただけなのに 〜最終章〜 ファイナル ハッキング ゲーム』(2024年11月1日公開予定)、『私にふさわしいホテル』(2024年12月27日公開予定)など出演作の公開が控える。
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Instagram:@a_akari1219

(撮影:倉持アユミ/取材・文:伏見香織)

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6/23(月) 15:40更新

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