子どもたちが子牛とふれあって、命の大切さを学ぶ体験学習が、宇部市の小学校でありました。
ふれあい体験学習をしたのは西宇部小学校の1・2年生69人です。

畜産への関心を深め、命の大切さを感じてもらおうと、県畜産振興協会などが毎年開いています。

児童はブラシや手で子牛の背中をなでたり、聴診器で心臓の音を聞いたりしました。

仔牛を触った小学生は…
「牛さんがまだ0歳なのにあんなにでかかったから…びっくりした」
「温かくてふわふわだった」
「牛さんの(心臓の)音は遅いけど私の音は早い」

子どもたちはバターづくりを体験。
ゲーム形式で牛の乳を搾る「模擬乳しぼりゲーム」で楽しみながら学びました。

県畜産振興協会 木村恭丈さん
「常に命をいただいているということをこういった体験をもとに感じてもらえればいいかなと思いますし、興味を持って、畜産の方にも興味を持ってほしいかなと思います」

県畜産振興協会ではこのような体験学習を、今年度は県内あと8か所で予定しているということです。