「心配するなライアン」とエール…ポチェッティーノが頭蓋骨骨折で現役引退のメイソンとの出会いを回想

「心配するなライアン」とエール…ポチェッティーノが頭蓋骨骨折で現役引退のメイソンとの出会いを回想

トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、26歳にして現役引退を余儀なくされた元教え子のライアン・メイソンについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

メイソンは13日、頭蓋骨骨折からの復帰を目指してリハビリを続けていたものの、ドクターストップがかかり現役を引退することを発表していた。

ポチェッティーノ監督は、自身がトッテナムの監督に就任した際に、メイソンに出会ったことを回想。選手として、1人の人間として高く評価していることを明かし、クラブとしてメイソンを受け入れる扉が開いていると語った。

「私は、彼を見つけた最初の日をとてもよく覚えている。ジムで座っており、頭を下げ、そして悲しそうだった」

「私はヘスス・ペレス(アシスタントコーチ)に、『彼は誰だ?』と尋ねたんだ。そしてヘススは言った。『ライアン・メイソンだ。5シーズン常にローンされていた。ケガが多かったので、プレーしていない』とね」

「当初は、メイソンにとってトレーニングセッションに対応することは難しかっただろう。ただ、その後アメリカに渡り、空港で彼と会い、30分の間、我々は共有した。そして、その後にヘススに言ったんだ。『私はライアンを愛している』とね。彼が上手くプレーできるかどうかに関係なく、私は人としてメイソンを愛していた」

「我々がシアトル・サウンダーズと対戦した最初の試合、彼は全てを理解した。数回の戦術的なトレーニングしかしていなかったが、彼は素早く、全てを理解した。動き方やタイミング、そしてコンセプトをだ。おそらく、他の選手は1シーズン全てかかったと思う。そして私は、『我々にはとても素晴らしい選手が居る』と話したんだ」

「常に彼はそうであり、私にとって特別な選手だ。なぜなら、我々がトッテナムに来てから、全てのプロセスにおいて、少しの変化を表現していたからだ」

「彼はとても成功した選手であったと確信しているし、フットボールで成功した人間でもある。そして、彼がやろうとしている事全てがそうだろう。とても悲しいニュースだ。ただ、彼にとっての大きな未来が開けていることでもある。彼は26歳だ。しかし、素晴らしい人物であり、素晴らしいフットボール脳がある」

「もちろん、彼を助けるためのドアは開いている。私自身も、コーチングスタッフもクラブもだ。我々は彼と、彼の家族のことを愛している。ここ数日、彼はトレーニンググラウンドに居た。コーチングスタッフやアカデミーのジョン・マクダーモット監督とも多くの話をしていた」

「心配するなライアン。君はピッチの外でもフットボールで成功できる人物だ。それは疑いの無いことだよ」

トッテナムの下部組織出身のメイソンは2008年にトップチームデビュー。以降はヨービル・タウン、ドンカスター・ローヴァーズ、ミルウォール、ロリアン、スウィンドン・タウンと様々なクラブへの武者修行を経験。その後、2014-15シーズンにポチェッティーノ監督が指揮官に就任すると、トップチームで中盤のレギュラーに定着。イングランド代表キャップも刻んでいた。

高い戦術眼とサッカーへの理解度を評価するポチェッティーノ監督。古巣であるトッテナムでメイソンが、ピッチサイドに立つ日もそう遠くないかもしれない。

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