脳腫瘍からの復帰を目指していたMF横山知伸が、J2最下位の岐阜に加入

脳腫瘍からの復帰を目指していたMF横山知伸が、J2最下位の岐阜に加入

FC岐阜は13日、昨シーズンまで北海道コンサドーレ札幌に所属していたMF横山知伸(34)の加入を発表した。

横山は東京都出身で、帝京高校、早稲田大学と進学し、2008年に川崎フロンターレに入団。ボランチ、センターバックと守備的なポジションをこなすと、2012年にセレッソ大阪へと移籍。2014年からは大宮アルディージャでプレーした。

大宮では自身初のJ2でのプレーを経験すると、2017年に北海道コンサドーレ札幌へと移籍。2018年はシーズン途中に、大宮時代の指揮官である渋谷洋樹監督が率いるロアッソ熊本へと期限付き移籍していた。このシーズン限りで札幌との契約も満了を迎えていた。

しかし、横山は2018年12月に体調不良となると、脳腫瘍が見つかり大晦日に摘出手術を実施。「必ずピッチに戻ります!」と現場復帰に向け治療に励んでいた。

横山はJ1通算162試合に出場し7ゴール、J2通算48試合に出場し3ゴールを記録。横山は岐阜、そして昨シーズンまで所属した札幌を通じてコメントしている。

◆FC岐阜
「この度、FC岐阜に加入することになりました横山知伸です。自分を獲得していただいた事、凄く感謝しています。FC岐阜の為に全力で頑張ります。サポーターの皆さん、残り12試合を引き続き最高の声援で後押ししてください。よろしくお願いします。絶対に残留しましょう」

「最後にこの場を借りて、昨年末に脳腫瘍が発見された時には、またサッカーが出来ると思えませんでしたが、今回の契約に至ったのは自分に関わってくれた方々の力添えがあったからです。常に近くで支えてくれた家族、友人、先輩方ありがとうございます。素晴らしい人達に恵まれて、またサッカーが出来る事に日々感謝して頑張っていきますので、よろしくお願いします」

◆北海道コンサドーレ札幌
「この度、FC岐阜でキャリアを再スタートできることになりました!」

「『横断幕見たよ~!!体調どう?』この連絡 はリハビリ中にたくさんの友人、知人からいただきました!横断幕は心の支えであると同時に誇らしくもあり、大変有り難かったです」

「開幕戦で初めて生で見た時は感動しました!その後もホーム・アウェイでも出し続けていただき、それを見た人が自分を気にかけてくれる連絡をくれました!持ち運びが大変だったと思いますが、自分としてはとても励みになりました」

「それに、募金活動に参加してくださった方々、企画実行してくれた選手会、スタッフの方々、支援と共に元気や希望をもらい、ここまで回復する事が出来ました。本当に感謝しています。恩返しはピッチ上で自分が元気にプレーしている姿をお見せすることだと思います!今後は試合に絡んでいけるように精一杯頑張ります!!」

「末筆ではございますが、北海道コンサドーレ札幌の飛躍と北海道コンサドーレ札幌に関わる方々のご健勝とご多幸をお祈りしております」

岐阜は明治安田生命J2リーグの第30節を終えた時点で最下位の22位に位置。残留ラインの20位・鹿児島ユナイテッドFCとの勝ち点差は「6」となっており、ここからの巻き返しに期待がかかる。


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