“ACL男"興梠に一発の浦和が2年ぶり4強! AG差で上海上港退ける《ACL》

“ACL男"興梠に一発の浦和が2年ぶり4強! AG差で上海上港退ける《ACL》

浦和レッズは17日に埼玉スタジアム2002で行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2019準々決勝第2戦の上海上港(中国)戦を1-1で引き分け、2戦合計スコア3-3、アウェイゴール差で4強入りを果たした。

敵地での第1戦を2-2で引き分けた浦和。0-0、1-1の引き分けなら準決勝進出が決まる状況下で上海上港とのリターンレグに挑む。その一戦に向け、マウリシオが出場停止となる最終ラインに鈴木を起用。そのほか、ACL日本人選手最多24ゴールの興梠が最前線を務め、ホームゴール裏が赤く染まる本拠地でベスト4入りを狙った。

累積警告で出場停止のフッキと負傷のアフメドフを欠くものの、アルナウトビッチとオスカルといった強烈なタレントをスタメンとして送り込んできた上海上港。そんな前年の中国王者に対して、アウェイゴールのアドバンテージを持つ浦和はホームの後押しを受け、立ち上がりからボールを落ち着かせにかかる。

そうした戦況のなか、7分に自陣左サイドからクロスを上げられ、ゴール前のアルナウトビッチに頭で合わせられた浦和だったが、9分に右サイドからのクロスに2シャドーの一角でプレーするファブリシオがヘディングシュート。守勢の時間帯を凌ぎつつ、反発姿勢をみせ、上海上港を相手にセーフティな戦いを講じる。

その浦和は35分に長澤が右サイドからのクロスに右足ダイレクトで相手ゴールに襲いかかり、続く39分に最終ラインから岩波が左サイドの関根に展開。関根が上げたクロスに興梠が頭で合わせる。力のこもったボールが相手GKの手を弾くと、クロスバー内側を叩いてゴールイン。浦和が2戦合計スコア3-2でリードした。

このままいけば追いつかれてもベスト4入りが決まる浦和は、その優位な状況を保ちながら後半へ。その立ち上がりから興梠を中心にした攻めで追加点を目指す姿勢をみせるが、ユー・ハイに左サイドからクロスを上げられた60分にファーサイドのワン・シャンチャオに左足で合わせられてしまい、上海上港に反撃を許す。

準決勝進出を確固たるものにすべく、勝ち越しゴールを奪いたい浦和は68分、先制弾の興梠にシュートチャンス。右サイドの橋岡がゴール前に供給したグラウンダーのクロスをエヴェルトンがスルーすると、興梠が右足ダイレクトで合わせるが、相手GKの好守に遭う。アバウトなボールが前がかる相手最終ラインの背後に通った70分にも興梠が遠目の位置からシュートを放つが、これも相手GKの牙城を崩せない。

アウェイゴール差で優位に立つ状況で試合時間が残り20分を切った浦和は、エヴェルトンや関根、ファブリシオを下げて、柴戸や阿部、武藤を立て続けに投入。少なくともあと1ゴールを奪い切れなければ敗退が決定してしまう上海上港の反撃を受ける展開を強いられるが、際で自由を許さない守備で凌ぎ続ける。

結局、最後まで身体を張った守りで上海上港に決定的な場面を許さなかった浦和が第2戦を1-1で終了。アウェイゴール差を生かして上海上港を上回り、2年ぶりのベスト4に駒を進めた。準決勝の相手は、18日に行われる鹿島アントラーズと広州恒大(中国)の勝者となる。


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