今シーズン、ジュビロ磐田から東京ヴェルディに完全移籍で加入した元日本代表FW大久保嘉人が今回の移籍の経緯、新天地の印象について語った。

東京Vは20日、2020シーズンの新体制発表会見を行った。クラブ創設50年目の節目となった昨シーズンを明治安田生命J2リーグ13位で終えることになった東京V。

クラブ創設51年目、新たなクラブエンブレムを背負って臨む新たなシーズンに向けて緑の名門は、川崎フロンターレ時代に史上初のJ1リーグ3年連続得点王に輝いた百戦錬磨のストライカーを補強の目玉として迎え入れた。

そして、セレッソ大阪時代の2002年以来となるJ2参戦となる大久保は、新体制発表後の囲み取材の中で今回の移籍の経緯、新天地の印象について語った。

――ヴェルディに加入した率直な感想は
「小学校のときにJリーグ開幕戦でヴェルディの試合を観ていて、そのときにJリーガーになりたいと思ったので、そういう伝統のあるクラブに加入できたことを嬉しく思います」

――加入を決断した理由は
「やっぱり、サッカーですね。非常に魅力的なサッカーをしていたので」

――国見高校の大先輩である永井監督とはどんな話をしたか
「これからヴェルディのために頑張ってほしいと言われました。永井さんの印象は本当に大先輩なので、大先輩のために貢献したいです。永井さんとの関係は自分が中1のときですね。永井さんがOBとして学校に来てそれ以来です。そのときは全く話すこともできなかったです」

――ヴェルディ入りに際して国見時代の恩師・小嶺監督への連絡は
「もちろん、しました。小嶺監督からは『永井なら大丈夫。あいつはしっかりしているし、あいつに付いていけば間違いない』と言われました」

――今回、ユニフォームを着てみての感想は
「ヴェルディのユニフォームはカッコイイですね。」

――昨シーズンから観てきたヴェルディのサッカーに対する印象は
「観ていた印象はポゼッションだったり、志向するスタイルが面白いと思っていました。実際、中に入ってみると、自分に合っていると思っていますし、J1でもこういうサッカーをするチームはほとんどないと思います。川崎と近いですが、もっと細かい部分もありますし、やりながら勉強になると思っています。すべてが細かいですが、そこが重要なのでそこをちゃんとやれれば、相手を圧倒して勝てるチームになると思います」

――アタッキングサードの精度やシュート意識が昨季のチームの課題だったが、その改善のイメージは
「あのサッカーをすれば、間違いなく最後にバイタルのところが空くので、そこから自分が得意とするミドルも打てますし、そのミドルが打てればディフェンスも前に出てくるので、そこからアイデアも出てくると思います。」

――ヴェルディで自身の特長をどのように反映したいか
「後ろから繋いでゴール前まで素早く行くというサッカーは自分に合っていると思うし、最後のところでゴールという部分で貢献したいと思います」

――ユース出身の選手を含め若いチームの印象は
「元々、ヴェルディの下部組織出身の選手が巧いことは知っていましたし、実際に一緒にやってみると、ポテンシャルを感じるし、これからが楽しみですね。」

――長らくJ2に低迷するチームをどのように立て直すか
「今までの経験を若い選手に伝えて、より勝てるチームにしていけたらいいなと思っていますし、練習から伝えていきたいと思っています。」

――チームとしての目標、個人としての目標は
「今までも何ゴールを決めるとか、具体的な目標は設定していなかったですが、個人としてはゴールを取り続けて貢献したい。チームとしては絶対にJ1に昇格できるように頑張りたいです」