クラブ史上最悪の時期の1つを過ごしているレアル・サラゴサ。現在はセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)に所属しているが、22チーム中20位と低迷している。

昨シーズンはラ・リーガ昇格まであと一歩まで迫ったものの、シーズン終盤の失速によりプレーオフへ。しかし、そのプレーオフでも敗れ、今シーズンも2部での戦いを強いられた。

シーズン開幕前には現役時代にバレンシアで活躍した元スペイン代表MFのルベン・バラハ監督を招へい。さらに日本代表MF香川真司を戦力外とし、EU圏外選手を入れ替えるなど、昇格に向けてチームの改革に乗り出したが、フタを開けたら全く結果が出ず。バラハ監督を解任しても改善されず、現在5連敗中。10月12日以降11試合勝ちなしで、セグンダB(スペイン3部)降格圏の20位に位置している。

昨シーズンの昇格争いから一転、残留争いを繰り広げているサラゴサ。ファンはその危機から逃れるために藁にもすがる思いだ。その1人が香川だという。

香川は先日、自身のインスタグラムに1本の動画を投稿。その動画は、同じくサラゴサを追われ無所属となっている元コロンビア代表MFダニ・トーレスとのトレーニング映像だった。

無所属の選手同士であり、昨季のチームメイトである2人が仲良くトレーニングをする映像だが、香川は切れ味鋭いドリブルでダニ・トーレスを手玉にとっていた。

この投稿には、「シンジ、あなたが必要です」、「戻ってきて」、「クリスマスに家に帰ってきてほしい」、「この男は今年のチームに居場所がないのか?」などとサラゴサファンからのコメントがつき、チームの救世主として大きな期待を寄せられている。

サラゴサの英断は完全に裏目に出ており、香川の放出に元々反対だったサラゴサファンは怒りすら覚えている状況だ。

スペイン『El Desmarque』によれば、サラゴサ退団後にサバデルなどから届いたオファーを断った香川。どのチームとも契約せず、サラゴサに残ってトレーニングに励んでいる。

EU圏外枠の問題が残る香川だが、サラゴサが連れ戻す覚悟を決めれば復帰の可能性はある。サラゴサファンはチームの本来の意味での救世主になるべく香川の復帰を望んでいるとも見られるが、果たしてどうなるだろうか。

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