ラ・リーガ第37節、バルセロナvsセルタが16日にカンプ・ノウで行われ、アウェイのセルタが1-2で逆転勝利した。

前節、一時2点差を付けるもレバンテ相手に2度のリードを守り切れず、痛恨の3-3のドローとなった3位のバルセロナ(勝ち点76)は、わずかな可能性に懸けて8位のセルタ(勝ち点50)とのホームゲームに臨んだ。レバンテ戦からの変更はサスペンションのフレンキー・デ・ヨングに代えてイライクスを起用する1点のみとなった。

立ち上がりからアグレッシブな入りを見せたバルセロナは開始10分に決定機。メッシのスルーパスに抜け出したグリーズマンがボックス左でGKと一対一となるが、ここはGKにコースを消されて開始早々の先制点とはならず。

それでも、後方から安定したビルドアップで中盤から前線の選手に良い形でボールが入るホームチームは以降もセルタに何もさせない圧倒的な試合運びを見せる。

そして、28分にはボックス手前左でブスケッツが入れた絶妙なクロスに反応したメッシがゴール前に飛び出して頭で合せると、このシュートがゴール左隅に決まった。

メッシの今季ラ・リーガ30点目で幸先よく先制に成功したバルセロナは前節の反省を生かして積極的に2点目を狙っていく。だが、38分には一瞬の隙を突かれてカウンターを浴びると、左サイドからアスパスが折り返したボールをペナルティアーク付近で受けたサンティ・ミナに意表を突くタイミングで右足を振り抜かれると、DFピケがブラインドになったか、GKテア・シュテーゲンが全く反応できず。このミドルシュートがゴール左に決まった。

試合内容を反映しない1-1のイーブンで後半に臨むことになったバルセロナは、うまく気持ちを切り替えられなかったのか、後半は一転して流れを掴み切れない。61分にはアラウホにセットプレーの場面でチャンスが訪れるも、決め切ることができない。

流れを変えたいクーマン監督はは64分にピケを下げてデストを投入。後ろを1枚削ってより攻撃的な布陣にシフト。さらに、やや疲れが見えたグリーズマンとデンベレを諦め、70分にトリンコンとブラースヴァイトを同時投入。77分にはボックス内で仕掛けたメッシがゴール左角度のないところからシュート性の折り返しを入れるが、これに味方は合わせ切れず。

すると、2点目が遠い我慢の展開の中で83分にはラングレがケビンへのアフターチャージで2枚目のカードをもらってしまい痛恨の退場に。1人少ない中で勝ち越しゴールを目指すことになったホームチームは87分、ボックス左に侵攻したジョルディ・アルバから絶妙なクロスが供給されるが、これをゴール前のブラースヴァイトが押し込むことができない。

この千載一遇のチャンスを逃した直後の89分には、ソラーリの右からのクロスが左ポストに当たってゴール前にこぼれたところをサンティ・ミナに押し込まれてドブレーテを許した。

その後、一人気を吐いたメッシが後半アディショナルタイムに個人技でゴールに迫るも、左足のシュートはわずかに枠の右に外れて試合はこのままタイムアップ。

今季を象徴する勝負強さを欠く内容で逆転負けのバルセロナは、2シーズン連続でラ・リーガ優勝を逃すことになった。