リーグ・アン第37節が16日に一斉開催で行われた。

昨シーズンはコロナ禍でシーズン途中の打ち切りも、近年は3連覇中のパリ・サンジェルマン(PSG)の独走が続いたリーグ・アン。

しかし、今シーズンは2節を残して首位のリール(勝ち点79)、2位のPSG(勝ち点76)、3位のモナコ(勝ち点74)、4位のリヨン(勝ち点73)の4チームに優勝の可能性がある大混戦に。

一斉開催となった今節の注目カードとなった首位リールと11位のサンテチェンヌの一戦は、0-0のドローに終わった。試合を通して主導権を握ったホームチームだったが、前後半に訪れたアラウージョ、デイビッドの決定機は決まらず。

さらに、試合終了間際には猛攻に打って出た90分にはヤズジュの直接FK、ボックス中央でフリーとなったブラク・ユルマズが決定的なシュートを放つが、それぞれ左ポストと相手DFのゴールカバーに阻まれて勝ち点1を積み上げての首位キープにとどまった。

そのリール相手に逆転優勝を目指す2位のPSGは13位のスタッド・ランスとのホームゲームを4-0の圧勝で制した。前半序盤にボックス内でのハンドによってPKを獲得すると、これをキッカーのネイマールが決めて幸先よく先制に成功。さらに、前述のPK場面では決定機阻止で相手DFが一発退場となったことで、以降は余裕の試合運びが可能となった。

24分にムバッペ、68分にマルキーニョスと主役が揃ってゴールを奪うと、試合終了間際にはケアンがダメ押しのゴールを挙げてホーム最終戦を大勝で飾り、1ポイント差に迫った最終節での逆転優勝を目指すことに。

また、レンヌとの接戦を2-1で制した3位のモナコは数字上で逆転優勝の可能性を残したが、上位2チームの取りこぼしに加えて、大量得点での勝利が必須と、最終節ではチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が最大の目標に。

同じくニーム相手に5-2の大勝を飾ったリヨンは優勝の可能性は潰えるも、モナコとの1ポイント差を維持して逆転でのCL出場権獲得に望みを繋いだ。
なお、そのリヨンに大敗したDF植田直通擁するニームは、最下位のディジョンに続き、最終節を前に19位での自動降格が決定した。

また、DF酒井宏樹とDF長友佑都を擁するマルセイユはアンジェとの接戦をミリクのハットトリックとなった試合終了間際のPK弾によって3-2で競り勝って、最終節を前にヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の5位をキープした。

◆リーグ・アン第37節結果

ボルドー 3-0 RCランス
ディジョン 0-4 ナント
リール 0-0 サンテチェンヌ
ロリアン 2-1 メス
マルセイユ 3-2 アンジェ
モナコ 2-1 レンヌ
モンペリエ 0-0 ブレスト
ニース 0-2 ストラスブール
ニーム 2-5 リヨン
パリ・サンジェルマン 4-0 スタッド・ランス