U-24日本代表の横内昭展監督が、ジャマイカ代表戦を振り返った。

U-24日本代表は12日、国際親善試合でジャマイカ代表と対戦。試合は4-0で日本が勝利した。

東京五輪のメンバー選考に向けた最後の試合となったこのゲーム。立ち上がりから積極的に攻め込む日本は、32分に酒井宏樹の素早いスローインのリスタートから久保建英が3人の股を抜くシュートを見せて先制する。

さらに42分には遠藤航がボックス付近からコースを狙ったミドルシュートを決めて追加点。前半を2-0で終える。

ハーフタイムで3名を交代させると、57分には三笘薫のスルーパスに反応した上田綺世がGKの位置をよく見たループシュートを決めて追加点。64分には久保のスルーパスに反応した相馬勇紀がボックス左から折り返し、最後は堂安律が蹴り込んで4-0。快勝を収めた。

試合後、横内監督が記者会見に出席。試合内容を振り返るとともに、選手のパフォーマンスを評価。ここから、森保一監督やスタッフらと整理して、選考を進めると語った。

ー最終選考の見極めの場となったが、メンバー選考のイメージは

「骨格はある程度見えてきたかなと思っていますが、まだスタッフ、(森保)監督も含めてもう一回見直しながら少し考えていきたいと思います」

ーチームとして見えてきた部分や核となるようなものはあったか

「この活動の最初のスタートに比べると、選手間でのコミュニケーションなどは努力し、ピッチの中で表れるようになり、日に日に増してきて、試合ごとに増してきたと思います」

「選手の特徴も周りが把握しだして、そういった意味ではすごく噛み合ってきたかなと思っています」

ー1年延期して一番受けたポジションがGKだと思うが

「この4人に関してはほぼレギュラーポジションを取っている選手で、近年オリンピック代表では少なかったと思います。各クラブで経験を積んできた選手たちなので、ある程度代表でも計算できるプレーができる。それぞれが甲乙つけがたいプレーを今回の活動でしてくれたと思います」

ー2017年12月の活動スタートからここまでを振り返ってみて

「あっという間でした。今思えば。オリンピックが延期となり、1年長くなるなどはありましたが、今思えばあっという間に通り過ぎてしまった感じです」

ー久々に3バックを終盤使われたが、試した理由と成果は

「プランとしては絶対守るぞというところで3バックというプランもありましたし、点を取りに行かなきゃいけないということで前に人数を増やしてというプランもありましたけど、今回3バックで少し試してみようというところで、(吉田)麻也と(酒井)宏樹は昨年のヨーロッパ遠征で経験がありますし、それ以外の選手もこのチームの立ち上げ当時は3バックをやっていたので、すんなり入れるかなと思っていました」

「練習ではトライしていなかったですが、ハーフタイムで少しだけ説明して、やるかやらないかは分からないけどと言っていましたが、少し試せてよかったです」

ー選手たちに最後ロッカールームで何を伝えたか

「今回は少し長い活動でしたが、チームのためにピッチの中でも、トレーニング中もピッチ外でもチームのためにと考えて活動してくれたことへの感謝を述べました」

「ただ、この中から選考という作業が入り、オリンピックに選ばれる選手と選ばれない選手がいます。ただ、我々はA代表候補の選手で、もちろん今回オリンピックに選ばれなかったとしても、A代表はずっと続く代表なので、しっかりそこを目指して欲しいという話をしました」

「選ばれた選手に関しては、そういった選手の想いも刻んで戦わないといけないと話して終わりました」

−ボランチの並びが試合中に何度も変わっていたが

「そこは僕の指示ではないです。2人に関しては、右だろうが左だろうが、状況によって変わることはあのポジションはあるので、そのままやってもいいですし、僕はそこまでここにいろという話はしていないです。彼らの判断です」

ー最後に追加招集し、後半途中出場したDF瀬古歩夢について

「途中から入る、そして最終ラインに入ることは簡単ではなかったと思いますが、自分の良さを発揮してくれたと思います」

ーベンチから外れた3人について

「事情があって3人外しました。もちろんこの3人が、試合に出ていないからそれで評価されるということはないです。それはハッキリ言えることです」

ーFWで先発した前田大然の評価は

「大然はゴールという結果はなかったでしたが、それ以外のところでディフェンスでプレスバックしたり、背後を何度も狙ってフリーランニングしてくれていました。もう少しゴールに直結できるシーンがあればよかったと思いますが、非常に満足しています」

ー吉田麻也のキャプテンシーがチームにもたらせているもの

「練習中、試合の中でも常にチームの勝利のために何をしなければいけないかを行動で、言葉で表してくれていました。選手はそれに引っ張られてきてくれたかなと思います」

「それに呼応して選手も言われるばかりではなく、自分たちで考える行動も出てきたように見えました」

ー先制点のシーンはスローインからのクイックスタートだったが

「いつも我々は切り替えを早くしようとしていて、セットプレーも含まれています。常に要求しているので、今日はそういうゴールが奪えて非常に良かったと思います」

「これは我々の武器にもなりますし、こういったゴールを増やしていきたいと思います」

ーそのゴールを決めた久保建英について

「しっかり相手のライン間でボールを引き出して、フリーだったら仕掛けて。得点シーンもそうですが、積極的にゴールを狙う姿勢から、前回も(堂安)律のゴールも彼のシュートからでしたが、そういうところの積極性は非常に出してくれたと思っています」

ー遠藤航が中盤で非常に良い守備をしていた。普段通りのプレーを要求しているのか

「航に関してもA代表で同じコンセプトでやっているので、彼の中に迷いというか、そういうものはないです。選手との組み合わせがこの年代で違うと思うので、その擦り合わせさえちゃんとできれば、A代表やクラブでやっていることは変わらずにクオリティを落とさずにできる選手だと思います」

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