YBCルヴァンカップのプレーオフステージ、横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌の第2戦が13日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、1-3で札幌が勝利した。この結果、合計スコア2-4で札幌のプライムステージ進出が決まった。

札幌のホームで1-1のドローに終わった第1戦から1週間。この間に天皇杯2回戦が行われ、横浜FMはJFLのHonda FCにPK戦の末に敗戦、方や札幌は同じくJFLに所属するソニー仙台FCと打ち合いになりながらも5-3で制し、明暗分かれる結果となった。

また、横浜FMではポステコグルー監督がセルティックに引き抜かれる形で退任が決定。これを受けて、アカデミーのディレクターを務め、Jエリートリーグで指揮を執っている松永英機氏を暫定指揮官に抜擢。この試合が初采配となる。

スタメン変更は、互いに前回対戦から2人。横浜FMはレオ・セアラとティーラトンが外れ、天野と松原が先発。札幌はその一戦で負傷交代した小柏と深井に代わり、菅とルーカス・フェルナンデスが入った。

試合は早々に動く。7分、札幌は味方の浮き球のパスをボックス左で受けた菅がグラウンダーのクロスを上げると、相手のマークに付いていた畠中がクリアし損ねオウンゴールを献上。これで合計スコアは1-2で札幌がリードを得た。

さらに札幌は13分にも決定機。高い位置でボールを奪い、L・フェルナンデスがボックス右からゴール前にラストパスを供給。ここに荒野がフリーで待っていたが、上手く合わせることができず、追加点のチャンスを逃した。

その後は徐々に横浜FMがポゼッションを高めていくものの、札幌は出足の速い守備でペースを握らせない。28分にマルコス・ジュニオールがボックス手前から狙ったシュートが枠を捉えるが、GK菅野のファインセーブに遭う。

札幌の1点リードで迎えた後半、その立ち上がりの時間帯に再びゴールが生まれる。51分の右CKのシーン。福森が送った鋭いクロスは合わなかったものの、こぼれ球をボックス左手前の位置から菅がダイレクトボレーシュートを狙うと、これがゴール右上に突き刺さった。

目の覚めるようなスーパーゴールで合計スコアを1-3とした札幌。対する横浜FMは逆転には3点が必要になった中、55分に天野、中川、渡辺を下げて、扇原、水沼、レオ・セアラと一挙に3枚替え。

すると61分、エウベルが左サイドから右足でクロスを上げると、相手が頭で擦って変化したボールを、背後の水沼が頭で押し込んで反撃。このゴールにホームのサポーターが沸いた。

この声援に応えるように、トリコロールはその後立て続けに好機を迎える。31分、右サイドの水沼のクロスがボックス左のエウベルに渡ると、そのパスを受けた小池がドリブルで運び、ボックス中央からシュートへ。

これはGK菅野に止められたが、今度は33分のFKのシーン。水沼が直接狙ったシュートが壁に当たってクロスバーに激突。ボールは真下に落ちたが、ゴールラインは越えていなかった。

その後もカウンターからのチャンスを生かせなかった横浜FM。徐々に逆転の時間が減る中迎えた87分、札幌がトドメの3点目を決める。

L・フェルナンデスがボックス右の深い位置まで侵入し、マイナス方向へクロス。これをボックス中央の駒井がさらに左へフリックすると、フリーで入り込んでいた途中出場の柳が仕上げて3点目。

これで合計スコア2-4とした札幌が横浜FMを退け、2年連続のプライムステージへ進出。準々決勝の第1戦は9月1日、第2戦は同5日に予定されている。

横浜FM 1-3(AGG:2-4) 札幌
【横浜FM】
水沼宏太(後16)
【札幌】
OG(前7)
菅大輝(後6)
柳貴博(後42)