ユーロ2020グループA第2節のトルコ代表vsウェールズ代表が16日にアゼルバイジャンのバクー・オリンピック・スタジアムで行われ、0-2でウェールズが勝利した。

11日に行われた開幕戦のイタリア代表戦を0-3で完敗したトルコは、その試合からスタメンを2人変更。デミラルとヤズジュに代えてアイハンとジェンギズ・ウンデルをスタメンで起用。最前線にブラク・ユルマズを据えた[4-1-4-1]の布陣で試合に臨んだ。

一方、12日に行われた第1節のスイス代表戦を1-1のドローで終えたウェールズは、その試合と全く同じスタメンを採用。3トップに右からダニエル・ジェームズ、ムーア、ベイルを並べ、トップ下にラムジーを据えた[4-3-3]で臨んだ。

試合はウェールズが開始早々のに決定機を迎える。6分、ベイルのスルーパスでボックス左に抜け出したラムジーがワンフェイントからシュートを放ったが、これはGKチャクルが右足で弾き出した。

対するトルコは9分、中盤で獲得したFKから素早いリスタートを見せると、右サイド抜け出したウンデルの折り返しからブラク・ユルマズがシュート。しかし、これは相手DFに当たり枠の右に外れた。

その後も一進一退の展開が続く中、ウェールズは24分にもベイルのパスでゴール前に抜け出したラムジーがGKとの一対一を迎えたが、シュートは大きく枠の上に外れた。

決定機を逃したラムジーだったが、前半終了間際に汚名返上のゴールを挙げる。42分、中盤右サイドでボールを受けたベイルがカットインから絶妙なロングパスを供給すると、ゴール前に抜け出したラムジーが胸トラップから冷静にシュートを流し込み、ウェールズが1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、1点を追うトルコはヨクシュルとトゥファンを下げてヤズジュとデミラルを投入。すると47分、チャルハノールの鋭い右クロスからファーサイドを駆け上がったウンデルにチャンスが訪れたが、上手く合わせることはできなかった。

さらに54分には、ウンデルの左CKをファーサイドのデミラルが折り返すと、中央でアイハンがフリック。最後はゴール前のブラク・ユルマズがジャンピングボレーで合わせたが、シュートは枠の上に外れた。

積極的な入りを見せたトルコに対し、やや後手に回ったウェールズは60分に決定機。左サイドからドリブルで仕掛けたベイルがチェリクにボックスライン付近で倒されると、主審はPKを宣告。しかし、ベイルのPKは枠の左上に大きく外れた。

その後は互いに選手交代を行っていく中、1点を追いかけるトルコがやや攻勢に出たが、アタッキングサードで集中した守りを見せるウェールズを攻略することができず、時間が経過していく。

するとトルコは、87分にセットプレーから決定機。チャノハノールの左CKをゴール前のデミラスがヘディングシュートで合わせたが、これはGKウォードの好セーブに防がれた。

ピンチを凌いだウェールズは、試合終了間際の95分にショートコーナーを受けたベイルがボックス内へ切り込むと、ラストパスをC・ロバーツがゴールへ流し込み、試合を決定づける2点目を奪った。

この直後に試合終了を告げるホイッスルが鳴り響き、ウェールズが今大会初勝利を飾った。一方、連敗を喫したトルコは決勝トーナメント進出が厳しくなった。

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