名古屋グランパスは22日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2021グループG第1節でジョホール・ダルル・タクジムと対戦し、1-0で勝利した。

新型コロナウイルスの影響で中立地のタイとウズベキスタンで集中開催となった今シーズンのACL。タイのラジャマンガラ・スタジアムでマレーシア王者のジョホールを迎えた名古屋は、最前線に山崎を据えた[4-2-3-1]の布陣を採用。2列目は右からマテウス、阿部、相馬が並び、2ボランチには稲垣と米本、最終ラインは右から成瀬、木本、中谷、吉田、GKは守護神ランゲラックが起用された。

開始早々にマテウスの突破からゴールに迫るなど積極的な入りを見せた名古屋だが、全体の動き出しの少なさから徐々に距離感の問題を抱え、ボール回しが停滞する。

その後も互いに決定機がないまま時間が経過。それでも名古屋は19分、左CKの二次攻撃から阿部のパスで右サイドを突破した稲垣の折り返しを木本がスルー。最後はボックス左手前で拾った相馬が右足を振り抜いたが、これは相手選手に当たり、枠の左に外れた。

一進一退の展開が続く中、名古屋はハーフタイムにかけて立て続けにピンチを迎える。37分、ジョホールは自陣からのロングカウンターを仕掛けると、ドリブルでボックス手前まで持ち上がったベルクソンがミドルシュートを放ったが、これはゴール右に外れた。

さらに43分には、ボックス左から仕掛けたアリフが切り返しで木本をかわし、右足を振り抜いたが、このシュートはGKランゲラックが正面でキャッチした。

ゴールレスで迎えた後半、名古屋は57分に決定機。左サイドからドリブルで仕掛けた相馬がボックス左深くまで侵入。マイナスの折り返しをマテウスがすべり込みながら合わせたが、このシュートはわずかにゴール右に逸れた。

チャンスを逃した名古屋だったが60分、右サイドを突破したマテウスの折り返しをボックス右までオーバーラップした成瀬がシュート。枠の右に逸れたボールをゴールエリア右の山崎が収めると、ラストパスを最後は阿部がゴールに流し込んだ。

先制した名古屋は、直後に阿部と成瀬を下げて柿谷と宮原を、72分に山崎を下げて長澤を投入。すると82分、相馬の縦パスで上手く相手DFと入れ替わった柿谷がボックス内左から巻いたシュートを狙うが、曲がり切らずにゴール右へ外れた。

このまま試合終了かと思われたが、名古屋は試合終了間際にピンチを迎える。92分、右サイドを抜け出したデイビスにクロスを上げられると、ゴール前に走り込んだベルクソンがヘディングシュートを突き刺した。しかし、これはポジション争いの際に木本を倒したベルクソンのファウルが取られ、ゴールは取り消された。

結局、試合はそのまま1-0でタイムアップ。阿部のゴールを守り抜いた名古屋が、ウノゼロで初戦を勝利した。

また、同日に行われたグループGもう一試合の浦項スティーラーズ(韓国)vsラチャブ(タイ)は2-0で浦項が勝利している。

◆グループG 順位表
勝点(勝/引/負/得失)
1.浦項 3(1/0/0/2)
2.名古屋 3(1/0/0/1)
3.ジョホール・ダルル・タクジム 0(0/0/1/-1)
4.ラチャブリ 0(0/0/1/-2)