セリエA第9節、ローマとナポリによるデルビー・デル・ソーレが24日にスタディオ・オリンピコで行われ、0-0のドローに終わった。
 
現在、4位のローマ(勝ち点15)は前節のユベントス戦に0-1で惜敗し、今季3敗目を喫した。さらに、ミッドウィークのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)では敵地ノルウェーの寒さ、人工芝の影響を考慮して主力を温存して臨んだ結果、モウリーニョ監督史上初の1試合6失点を喫する屈辱の惨敗を喫し、今季初の公式戦連敗となった。その敗戦からのバウンスバックを図る勝利必須の一戦ではユベントス戦と全く同じメンバーを採用し、負傷明けのザニオーロも無事スタメンに入った。
 
一方、スパレッティ新監督の下で開幕8連勝と完璧なスタートを切った首位のナポリ(勝ち点24)。前節はトリノ相手に苦戦を強いられたものの、オシムヘンの後半終盤のゴールによってウノゼロの勝利。さらに、ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)ではレギア・ワルシャワを相手に3-0の快勝を収めてグループステージ初白星を挙げている。敵地で9連勝を狙ったこの一戦ではレギア・ワルシャワで温存した主力を復帰させ、トリノ戦と全く同じメンバーで臨んだ。
 
戦前はアウェイチーム圧倒的優位と見られたデルビー・デル・ソーレだが、試合の入りはボデ/グリムト戦での惨敗を払しょくしたいホームチームが気合の入った入りを見せる。前から圧力をかけるローマは開始7分にボックス内でペッレグリーニがフィニッシュまで持ち込むと、以降もザニオーロを起点に積極的な仕掛けを見せる。
 
一方、ナポリも時間の経過と共にボールの主導権を奪い返し、背後を狙うオシムヘンが相手の最終ラインを押し下げて、空いたスペースをインシーニェとポリターノの両翼やジエリンスキが効果的に使いフィニッシュの局面に顔を出していく。
 
以降は積極的に最終ラインと駆け引きするオシムヘンを起点に攻めるナポリ、切り替えで上回り鋭いカウンターを仕掛けるローマという構図の下で一進一退の攻防が続くが、互いに最後の精度を欠く。28分にはジエリンスキからボールを奪ったクリスタンテからの絶妙なスルーパスにエイブラハムが抜け出すが、ボックス内でのシュートを枠の右に外してしまい、絶好機を逸する。その後、ナポリは前半終了間際にインシーニェが両チームを通じて最初の枠内シュートを放ったが、これはGKパトリシオのセーブに阻まれた。
 
互いに選手交代なしで臨んだ後半は、立ち上がりからナポリが押し込む時間帯が続く。ハーフタイムの修正によってローマにカウンターチャンスを与えず、厚みのある攻撃を継続する中、60分過ぎに続けて決定機。まずは60分、ボックス右に抜け出したインシーニェの折り返しにオシムヘンが飛び込むと、DF2枚と交錯した中でクリアボールが右ポストを叩く。さらに、63分にはジエリンスキの左CKを再びオシムヘンが頭で合わすが、今度はクロスバーを叩いた。
 
一連のピンチを辛くも凌いだローマは、相手の攻め疲れに乗じてここから反撃を開始。66分にはカルスドルプの浮き球のパスに反応したペッレグリーニがゴール右で右足のダイレクトボレーを放つが、これは惜しくも枠を外れる。さらに、72分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でペッレグリーニの正確なクロスをゴール前にフリーで飛び出したマンチーニが頭で合わすが、これもわずかに枠の左へ外れた。
 
互いに前線のメンバーを入れ替えてデルビーらしい白熱の攻防を最後まで繰り広げていく両者。81分には前半からレフェリングにフラストレーションを募らせていたモウリーニョ監督が執拗な抗議で2枚目のカードをもらい、退席処分となる。
 
その後、最終盤にかけてもどちらに転んでもおかしくない拮抗した展開が続いたが、最後にパワーを振り絞ったローマの攻勢をDFクリバリ中心に凌ぎ切ったナポリが、このまま0-0で試合をクローズ。
 
この結果、白熱のデルビー・デル・ソーレはゴールレスドローに終わり、ホームで意地を見せたローマがナポリの開幕からの連勝を「8」でストップした。なお、同試合後、敵将モウリーニョと同様にマッサ主審の判定に不満を溜めていたスパレッティ監督が、試合後に判定を揶揄する拍手のジェスチャーでレッドカードを掲示され、指揮官2人とも退席処分となっている。

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