本田圭佑が現役引退を発表した元日本代表DF槙野智章にメッセージを送った。

今シーズンから神戸でプレーしていた槙野。10シーズン過ごした浦和レッズを離れた中、神戸ではJ1で16試合1得点を記録していた。

槙野は24日に生出演した日本テレビ『Going! Sports&News』の冒頭に自らの口で現役引退を発表。パフォーマンスが出せなかったこと、監督を将来的にやりたいことを理由に挙げていた。

そんな中、番組は槙野に縁のある選手からのビデオメッセージを放送。それは、今回のカタール・ワールドカップ(W杯)でもやりとりが話題となった本田圭佑だった。

牧野と本田は1つ違い。日本代表としてもチームメイトでプレーし、前述の通りカタールW杯ではピッチリポーターを務めた槙野と、解説を務めた本田のやりとりが大きな話題となった。

特にスペイン代表戦の「三笘の1ミリ」は槙野が目の前で見ていたと言い、出たか出ていないかの判定が出る前に「出てない」とゴールを判断していたことも話題となっていた。

本田は引退を聞いてのコメントを送った。

「マキ。サッカーを辞めると聞きました」

「ほんまに宣言する必要あるんかな？と僕は思っています」

「勝手に辞めれば良いし、やりたくなったらやれば良いし。今回のマキの引退宣言にはあまり納得していないです」

「まだ体も動くと思いますし、やりたいこともあるのかもしれないですけど。セカンドキャリアで…」

本田自身、現在所属クラブはないものの、引退をするとは言っておらず、その中で指導者や解説者、その他の活動を行っている。

今回の発表にも「納得が行かない」と言っていた中、槙野との会話を思い出し、労いのコメントを止めるという本田らしさを見せていた。

「でも、僕らサッカークラブがあるので東京に。待っています」

「オファー出します。ってか、出したやん」

「そう言えば、出したわ。勝手に引退に向かっているのが、今思い出したらイライラしてきた」

「このままひっくり返して、僕の立ち上げたEDO ALL UNITEDに入団してもらっていいですか？改めて連絡します」

「僕は『お疲れ様でした』と言わずに、このままビデオメッセージを送りたいと思います。また連絡します」

槙野との会話を突然思い出した本田は、選手を続けて欲しいとオファー。果たして、槙野が本田のクラブでプレーを続けることはあるだろうか。