マンチェスター・シティに所属するなでしこジャパンのMF長谷川唯がFA女子スーパーリーグ(FAWSL)の月間最優秀選手賞にノミネートされた。

カップ戦が並行して行われているため、1月のリーグ戦は2試合のみに。長谷川は2023年最初のゲームとなった15日の古巣ウェストハム戦で決勝点の起点となる縦パスを供給するなどの活躍を見せ、89分までプレーした。

21日の1-1に終わったアストン・ビラ戦でもフル出場を果たし、クラブ公式サイトは「粘り強さとオフザボールの動き、パス精度92%は印象的だった」と評している。長谷川はリーグを通じてもパス成功率88.7%を記録し、MFの中ではトップを誇る。

シティの1月のリーグ戦月間成績は1勝1分け、2得点1失点。得点者でも守護神でもなく、アンカーという新境地で攻守にわたって奮闘したなでしこジャパンの司令塔が評価されたようだ。

なお、ノミネート選手は計8人となっており、イングランドサッカー協会(FA)の特設サイトから一般投票が可能となっている。

◆FA女子スーパーリーグ 1月月間最優秀選手賞ノミネート一覧

長谷川唯(マンチェスター・シティ)
ヘイリー・ラッド(マンチェスター・ユナイテッド)
オナ・バトレ(マンチェスター・ユナイテッド)
ジェス・パーク(エバートン)
ギャビー・ジョージ(エバートン)
カースティ・ハンソン(アストン・ビラ)
ケンザ・ダリ(アストン・ビラ)
ジャスティン・ヴァンハーベルメット(レディング)