マンチェスター・ユナイテッドへの電撃移籍が取り沙汰されるバイエルンのオーストリア代表MFマルセル・ザビッツァー(28)が、ドイツを離れてイングランドに渡航したようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。

今冬の移籍市場最終日にユナイテッド行きの可能性が報じられたザビッツァー。すでに翌日に行われるDFBポカールのマインツ戦の招集メンバーを外れたことが確認されていた中、ミュンヘンの空港にてイングランド行きの飛行機に搭乗する姿も確認されることに。

ドイツ『スカイ』のトルベン・ホフマン記者は、空港で搭乗手続きを行うザビッツァーの様子を映した動画と共に、買い取りオプション付きのレンタル移籍が迫っていることを報じている。

元々、中盤セントラルの選手層に問題を抱えるユナイテッドは、さらに直近のレディング戦で足首を痛めたデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが3カ月程度の長期離脱を強いられることに。

これを受け、クラブはエリクセンの穴埋め補強としてバイエルンで準主力の立場にあるザビッツァーの獲得に動いている。

2020年夏にRBライプツィヒからバイエルンにステップアップしたザビッツァー。恩師であるユリアン・ナーゲルスマン監督に誘われる形で加入したが、ドイツの盟主では中盤のバックアッパーに甘んじている。

今季ここまでは公式戦24試合に出場し、1ゴール1アシストの数字を残しているが、そのほとんどが途中出場となっていた。