寒冷地らしい光景と言ってよいのだろうか。斬新なピッチ入場方法が確認された。

ノルウェーの女子1.Division(トップセリエンに次ぐ2部相当)に所属するヘーネフォスは、今年最初のトレーニングマッチを1月27日に国内のナデルドで行った。

気温はなんとマイナス6度。芝面外側の斜面、ピッチの脇は文字通り凍り付いていた。

日本国内ではまずお目にかかれない状況だが、選手らは意に介さず、どころかスケートのように楽しそうに滑り降りていく。中には背中を使って滑っていく選手もおり、映る中では転ぶような選手は出ていない。

リーグの公式インスタグラムが「スタイリッシュにコートに入る」と紹介したところ、大手メディア『433』がこれを発見。「驚きのピッチ入場」とピックアップし、瞬く間に注目を集めた。

「怪我しないでね」、「何から何まで楽しんでいる」、「ノルウェーに行きたくなった」、「最も面白い女子サッカーの瞬間」、「濡れた背中をすぐに後悔するよ」、「ヒザスラを想像して」、「ピッチへの導線を確保しないのかい」など、愉快だとの声やもっともな指摘が届くこととなった。