フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が衝撃のゴールを記録した。

7日、DFBポカールのラウンド16でフランクフルトはダルムシュタットと対戦した。

2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で首位に立つダルムシュタットとの一戦。鎌田はこの試合もボランチの一角で先発フル出場。MF長谷部誠も3バックの一角でフル出場した。

カタール・ワールドカップ(W杯)後はここまでゴールがなかった鎌田。ボランチとして攻守に貢献する姿を見せていた中で、この試合は打ち合いの展開となる。

開始6分にランダル・コロ・ムアニのゴールで先制も、マティアス・ホンサクの連続ゴールで前半のうちに逆転を許すことに。それでもラファエル・サントス・ボレが前半終了間際にゴールを決めて2-2で折り返す。

すると2-2で迎えた62分にその時が訪れる。右からの浮き球のパスがゴール前に送られると、ボックス内でコロ・ムアニが頭で落とす。これを、ボックス手前で鎌田が右足一閃。右足アウトにかかった強烈なシュートがゴール右に決まり、フランクフルトが逆転に成功した。

圧巻のボレー、そして落ち着き払ったシュートにはファンも称賛の言葉を送っている。

「ただの天才」
「ふかさずアウトで決めるのカッコよすぎ」
「決定力異次元」
「理想的なボランチ」
「鎌田の決定力は鬼」
「マジでクオリティは本物」

試合はこのゴールが決勝点。終了間際にコロ・ムアニがダメ押しゴールを決め、4-2でフランクフルトが勝利した。