【明治安田生命J1リーグ第10節】
2023年4月29日(土)
15:00キックオフ
FC東京(8位/12pt) vs アルビレックス新潟(10位/12pt)
[味の素スタジアム]

◆かつて指揮した相手との対戦【FC東京】

前節はアウェイでのサンフレッチェ広島戦。前半に2ゴールを奪い、好調の相手の連勝をストップさせることに成功した。

上位への足掛かりとしたいチームだが、今節は指揮官にとっても感慨深い相手との対戦となった。

アルベル・プッチ・オルトネダ監督にとって、初めてトップチームで指揮を取り、初めて来た日本で最初に過ごしたクラブとの対戦。新潟がJ1に昇格したことで実現した。

松橋力蔵監督とは監督とコーチの関係。よく知る仲であり、新潟と対戦できることは非常に楽しみだろうが、勝負はまた別の話。しっかりと勝利を収めて行きたい。

ここまでは全くの五分の成績。ここからタイトルを目指す上では勝利を積み上げる必要がある。古巣対決となる小泉慶にも注目。中盤を制圧し、今季初の連勝といきたい。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:ヤクブ・スウォビィク
DF:中村帆高、木本恭生、森重真人、バングーナガンデ佳史扶
MF:小泉慶、安部柊斗、松木玖生
FW:仲川輝人、ディエゴ・オリヴェイラ、渡邊凌磨
監督:アルベル

◆バージョンアップした姿を見せろ【アルビレックス新潟】

前節はホームに鹿島アントラーズを迎えた。今季初の連勝を不振極める相手から飾りたいところだったが、結果は0-2の敗戦。攻撃陣も封じ込まれ、相手の気迫に負けた。

アルベル監督によって植え付けられたパスサッカーを進化させたのが松橋監督。スピード、そして強度を備え付けて見事にJ1に昇格すると、しっかりとここまでは戦えている。

ただ、ミスをきっかけに崩れることも少なくない。鹿島戦も自陣でのボールロストからの失点。まだまだJ1の力を感じさせられた試合だった。

手の内を良く知る相手との対決。目指すものは似ているが、さらに進化した部分もある。新潟は自分たちの戦い方を貫き、かつての恩師に見せつけられるか。白熱の一線となることは間違い無いだろう。

★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:小島亨介
DF:藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、千葉和彦、堀米悠斗
MF:高宇洋、島田譲
MF:太田修介、伊藤涼太郎、三戸舜介
FW:鈴木孝司
監督:松橋力蔵