パリ・サンジェルマン(PSG)は7日、リーグ・アン第34節でトロワとアウェイで対戦し3-1で勝利した。

前節ロリアンに完敗した首位のPSG(勝ち点75)は、その試合から先発を3人変更。クラブから謹慎処分が科せられたメッシや出場停止のハキミ、ソレールに代わりエキティケ、ファビアン・ルイス、ザイール=エメリが先発で起用された。

リーグ戦16試合勝利のない18位トロワ(勝ち点22)に対し、立ち上がりから攻勢に出るPSGは8分に先制する。ファビアン・ルイスのパスを受けたザイール=エメリがボックス右からクロスを供給すると、相手DFにディフレクトしたボールがクロスバーに当たると、跳ね返りをムバッペが頭で押し込んだ。

その後、15分にトロワサポーターがピッチに発煙筒を投げ込んだ影響で一時中断した試合は、約3分間の中断を経て再開。その後も主導権を握ったPSGだが、28分にカウンターからピンチ。

ドリブルで中央を持ち上がったオドベールのスルーパスからママ・バルデがボックス内まで侵入するも、これは飛び出したGKドンナルンマがブロック。さらにこぼれ球をボックス手前のウグボがダイレクトシュートで狙ったが、これもDFマルキーニョスがブロックし難を逃れた。

さらにPSGは、前半終了間際の45分にもシャバレリンの右クロスからママ・バルデにダイビングヘッドでゴールを脅かされたが、これはGKドンナルンマが好セーブで阻み、1-0で前半を終えた。

迎えた後半もPSGが主導権を握ると51分、エキティケのパスでボックス右に抜け出したヴェッラッティがダイレクトシュート。しかし、これはGKガロンの好セーブに防がれた。

攻勢を続けるPSGは、59分に敵陣中盤でボールを受けたヴェッラッティがゴール前にロングパスを供給すると、走り込んだヴィティーニャがヘディングシュート。これは相手GKが弾いたが、こぼれ球がヴィティーニャに当たってゴールに吸い込まれた。

その後、PSGは83分にシャバレリンのゴールで1点を返されたが、その3分後にムバッペのシュートのこぼれ球に反応したファビアン・ルイスがダイレクトシュートを叩き込み、試合を決定づける3点目を奪った。

結局、試合はそのまま3-1でタイムアップしPSGが勝利している。

準決勝はレアル・マドリーvsマン・シティ、インテルvsミラン
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